2010-01-01から1年間の記事一覧

新刊共著『サブカルチャー戦争』ほか最近の(半)仕事たち

渡邉です。 ブログでは、また一ヶ月ぶりの更新になってしまいました。もう師走の声が聞こえてきますね。早いものです。 前回のエントリにも書いた通り、最近は学位申請論文のほうも一段落したわけですが、まるで研究が落ち着いたのを待っていたかのように(…

小さな仕事2つ

ご無沙汰しています。渡邉です。 ブログでは、また2ヶ月ぶりの更新になってしまいました。 ツイッターのほうでも少しつぶやいてのですが、今年いっぱいかかりきりになっていた懸案の学位申請論文の仮提出が先日終わり、ようやく地獄の毎日から解放されました…

2010年代映画論@『ユリイカ』&ギィ・ブルダン論@限界研公式ブログ

渡邉です。 今日は早稲田文学の窪木さんと池袋のエクセルシオールで打ち合わせ+お茶してました。 あ、阿部和重さん、谷崎潤一郎賞受賞、おめでとうございます!前作『シンセミア』(伊藤整文学賞、毎日出版文化賞)に続いて、三部作連続受賞ですね。これは…

連載「イメージの進行形――映像環境はどこに向かうか」@Wesebun on Webスタート

どうも、渡邉です。ご無沙汰しております。ブログ、絶賛放置中で申し訳ないです。6月中旬に、ツイッターをやり始めて以来、大方の傾向通りw、いまはすっかりそちらがメインになってしまいました。…遅ればせながら始めたわけですが、いやあ、ツイッター、すご…

ツイッター

渡邉です。今日、江古田を歩いていたら、「EKD48」という名前のガールズバーを発見しました。先日の『夢ばかり、眠りはない』の上映+アフタートークイベントはおかげさまで100人近くの方にご来場いただき、大盛況のうちに終わりました。 観客のみなさま…

『夢ばかり、眠りはない』レビュー@公式ウェブサイト

渡邉です。先日、5月の群像新人賞授賞式で久しぶりにお会いした朝比奈あすかさん、木下古栗さん*1、樋口直哉さんと一緒に竹橋の東京国立近代美術館に行ってきました。現在の企画展は<建築はどこにあるの? 7つのインスタレーション>。建築にも造詣が深い…

座談会「映像・虚構・身体(第三部)」@限界研公式ブログ

渡邉です。続けて告知。 ロング座談会のラスト、第三部が限界研公式ブログにて公開されました。・座談会「映像・虚構・身体――現代映画の言語ゲーム再考」[第三部 身体のイメージ/イメージの身体](限界小説研究会公式ブログ)限界小説研究会BLOG*今回は僕…

論文&研究発表

渡邉です。 このブログでは、あまり研究活動については書かないようにしているのですが、自分用のメモみたいな感じで。・論文「「民衆」はいかに教育されるか――高松豊次郎と大正期社会教育映画の主題」(『映像学』84号、日本映像学会) ・研究発表「昭和初…

ワンランク上のおっさんは、座談会を、読むー!!@限界研公式ブログ

今回も告知だけで恐縮ですが、 先週、アップされた座談会の第二部がアップされたようです。・座談会「映像・虚構・身体――現代映画の言語ゲーム再考」[第二部 創造の生成/生成の創造](限界小説研究会公式ブログ)限界小説研究会BLOGぜひご高覧ください。…に…

『夢ばかり、眠りはない』公式ウェブサイト、開設されたようです。

渡邉です。すでに告知した来月の佐々木友輔監督『夢ばかり、眠りはない』関連のエントリが続いていますが、公式サイトもできたようです。 こちら⇒http://yumenemuri.web.fc2.com/藤田直哉さんによる「郊外化」を主題とした渾身の作品レビューもあります。 当…

座談会「映像・虚構・身体――現代映画の言語ゲーム再考(第一部)」@限界研公式ブログ

渡邉です。SF・文芸評論家の藤田直哉さんのブログでも告知が出ましたが、限界小説研究会公式ブログにて、僕と藤田くん、そしてSF評論家の海老原豊さん、そして、映像作家の佐々木友輔さんによるロング座談会の記事がアップされました。・座談会「映像・…

トークイベント「映像の身体、郊外の映画」出演@UPLINK FACTORY

渡邉です。群像新人文学賞授賞式に顔を出したりなどしておりました*1。最近は学会研究発表の準備や投稿論文の校正などで忙しく、新作映画はめっきり観れていません…*2。 そんな中で、スコセッシの『シャッター・アイランド』や『第9地区』(『アバター』かい…

ポン・ジュノ余話

渡邉です。・最近、アミコラのCMの藤原紀香がたまらなく笑える(特に、「どんだけ好きなん」のところ)。 ・あと、いま『Pen』が水木しげる特集をやっていますね。小学生の頃に『のんのんばあとオレ』が愛読書だった(NHKのドラマも観ていた)隠れ水木…

ポン・ジュノ特集@『ユリイカ』

渡邉です。 先週末は、詩人の佐藤雄一さん主宰のサイファーですごく盛り上がっていたようですね。なんだか楽しそうだなあ…、と思って見てました(笑)。 さて、ちょっと立て込んでいて、本格的に更新している余裕がないので、短く告知だけ。『ユリイカ』5月…

「『イエローキッド』の言語ゲーム」後記―映画雑記(2)

渡邉です。多田富雄さんの逝去に少なからぬ衝撃を受けております。 それから、アニメ『四畳半神話大系』を観たのですが――僕は正直、深夜アニメにはとんと疎く、最近では『東のエデン』や(なぜかw)『ささめきこと』などを除くとリアルタイムで継続的に追っ…

「プロトコル」としての文学―文学雑記(1)

渡邉です。ご無沙汰しております。この前気が付いたら、宇多田が海外ツアーを終えて年度末に久々にブログを更新していました。しかし、彼女はなぜあんなにクマに固執するのでしょうか…。今月頭に少なからぬ量の原稿を生産していたせいで、何となくブログをや…

言語とイメージのパルタージュ―アート雑記(1)

渡邉です。そういえば、先週末、日比谷でやっていたカオスラウンジ2010をちょっと覗いてきました。なかなか盛況でしたね。 実は僕は、高校の時までは美大に行きたくて、浦和にあった美術予備校に通っていたりしていたのです。ゴッホとかルドンとかミロとか超…

真利子哲也論@Wasebun on Web(早稲田文学)

渡邉大輔です。先月、『しんぼる』論を寄稿した『早稲田文学』の増刊『U30』の「延長戦的」なコンテンツとして書いた原稿がPDF形式でアップされました。・「『イエローキッド』の言語ゲーム 現代映画の言語ゲーム2」(Wasebun on Web)こちらです。⇒早稲田…

擬似ドキュメンタリーのタクシノミー―映画雑記(1)

渡邉です。先月発売された新雑誌『早稲田文学増刊 wasebunU30』に書いた原稿(「世界は密室=映画でできている」)もそうなのですが、ここ2年ほどの僕は、主に映画評論の分野で仕事をすることが多くなっています(もちろん、これは今後映画批評家としてやっ…

限界小説研究会ブログ

渡邉です。 今日は、所用のためにミステリ評論家の蔓葉信博さん、SF評論家の藤田直哉さんとともに光文社に出向きました。光文社に行くのは、確か昨年の5月か6月、第9回本格ミステリ大賞の公開選考会に行った時以来。その後、藤田くんと近くの上島珈琲店で…

アバター

渡邉です。原稿の告知です。・「ウェブの見る夢=映画――ジェームズ・キャメロン『アバター』」(flowerwild.net) http://www.flowerwild.net/2010/03/2010-03-02_231431.phpちなみに、このflowerwild.netは、いまどき珍しい(?)非常にハードコアな映画批評…

ブログ始めます+最近の仕事+これまでの仕事

渡邉大輔と申します。最近は映画批評やミステリ評論の分野で仕事をしています。いまさらながら、ブログを始めます。 とりあえずは仕事の告知などに、使っていこうと思います。ということで、今月の頭に寄稿した原稿の告知です。・「世界は密室=映画でできて…