限界小説研究会ブログ


渡邉です。
今日は、所用のためにミステリ評論家の蔓葉信博さん、SF評論家の藤田直哉さんとともに光文社に出向きました。光文社に行くのは、確か昨年の5月か6月、第9回本格ミステリ大賞の公開選考会に行った時以来。その後、藤田くんと近くの上島珈琲店でお茶+仕事の打ち合わせ。

最近は、早稲田文学新人賞の授賞式に顔を出したり、熊本の人吉まで研究出張に行ったり、謎の首痛に苦しめられたり(そろそろ整体行こうか思案中)、まあ、いろいろです。花粉症もガチできてます。ただ、人吉旅行は、宿泊した芳野旅館という老舗の温泉も非常によかったですが、映画研究者としてもいろいろ勉強になり充実しました。

さて、すっかり忘れていましたが、いちおうここでも告知しておくと、僕も活動に参加している<限界小説研究会>が1月末からアメブロで公式ブログを開設しています。限界小説研究会BLOG
僕も開設時にごく短いですが、『アバター』と『フォース・カインド』についての映画エッセイを書いています。現在は、先日、日本SF評論新人賞を受賞した新鋭・岡和田晃氏のトーマス・ベルンハルト『ヘルデンプラッツ』についての原稿が出ていますね。

限界小説研究会とは、ブログをご覧になっていただければわかるのですが、ミステリ作家で批評家の笠井潔氏、小森健太朗氏を顧問格として迎え、20、30代の若手ライターや評論家などで構成された定期的な研究会&批評サークルです。僕は、いま『セカイ系とは何か』(ソフトバンク新書)で話題の評論家・前島賢さんのお誘いで05年の秋から参加しています。もともと同年の初頭に、僕は批評家の東浩紀さんが発行されていたメールマガジンに投稿した論文で物書きとしてデビューしたのですが、その時にメルマガ編集部のスタッフで実質的に僕の最初の担当編集者だったのが前島さんでした。その彼に誘われる形で参加し、何となくいまにいたっているというわけです。月日の流れの早さをつくづく実感するこの頃です。
当ブログでは、今後もさまざまな原稿やコンテンツをアップしていく予定ですので、どうぞお楽しみに!(実は僕もまた新たなコンテンツをすでに収録済みです)