『夢ばかり、眠りはない』レビュー@公式ウェブサイト


渡邉です。

先日、5月の群像新人賞授賞式で久しぶりにお会いした朝比奈あすかさん、木下古栗さん*1樋口直哉さんと一緒に竹橋の東京国立近代美術館に行ってきました。現在の企画展は<建築はどこにあるの? 7つのインスタレーション>。建築にも造詣が深い樋口さんの解説を聞きながら会場をぐるぐる回り、久々に常設展も。その後、お茶した後に、僕・樋口さん・木下さんの3人はさらに東京オペラシティICCの<オープンスペース2010>へ。猪熊弦一郎展にもすごい行きたかったのですが、こちらは行けませんでした。。
そういえば、この先月は藤田直哉くんと森美術館の<六本木クロッシング2010>にも行ってきたし、最近、美術館によく足を運んでいますね。本当はもっと行きたいのですが、なかなか時間が取れません。
いま行きたいのは、国立新のルーシー・リー展。もうすぐ終わっちゃいますが、行けたら行きたい。
お三方とはスタバでかなりまじめな文学談義もしてしまいましたが(笑)、目下のところ、朝比奈さんの新刊小説『彼女のしあわせ』が光文社から絶賛発売中です。

彼女のしあわせ

彼女のしあわせ

ご覧の通り、素敵な装丁の本ですね。怠惰にして僕はまだ読めていないのですが、前作『声を聴かせて』は内容の洗練もさることながら、小説の単行本としてもかなりコンセプチュアルな作りになっていたので、今度の本も楽しみです。ぜひお手に取ってみてください。

さて、本題ですが、佐々木友輔監督『夢ばかり、眠りはない』の作品レビューを公式ウェブサイト掲載用に書きました。

・「「冗長さRedundanz」の詩学――佐々木友輔『夢ばかり、眠りはない』について」(『夢ばかり、眠りはない』公式ウェブサイト)http://yumenemuri.web.fc2.com/html/menu_04.html

いよいよ公開まで一週間を切りましたが、いまからでも興味を持たれた方はぜひご来場ください。お待ちしております。

*1:木下さんは授賞式の時が初対面でした。