ブログ始めます+最近の仕事+これまでの仕事


渡邉大輔と申します。最近は映画批評やミステリ評論の分野で仕事をしています。いまさらながら、ブログを始めます。
とりあえずは仕事の告知などに、使っていこうと思います。

ということで、今月の頭に寄稿した原稿の告知です。

・「世界は密室=映画でできている 現代映画の言語ゲーム」(『早稲田文学増刊 wasebunU30』、早稲田文学会)

早稲田文学増刊U30

早稲田文学増刊U30

・「2009日本映画ベストテン&ワーストテン選出・選評」(『映画芸術』2010年冬号、編集プロダクション映芸)
映画芸術 2010年 02月号 [雑誌]

映画芸術 2010年 02月号 [雑誌]

よろしくどうぞ。
『U30』は今日マチ子さんの表紙が素晴らしいですね。先日、某所で松田青子さんとともに、ご本人にもお会いすることができました。密かに応援しております。(そういえば、このお名前はあの「京マチ子」からきているのか、お訊きするのを忘れました・笑)

ついでに、参考までに僕のこれまでの主な仕事も簡単にまとめておこうと思います。だいたい網羅しています。
*それぞれ黒文字が映画関係、赤文字が純文学関係、緑文字がミステリ関係、青文字がサブカル(オタク)関係、オレンジ文字がアート関係、紫文字がその他(学術論文、社会評論っぽいものなど)で色分けしました。

<主な業績>
■論文
・「<セカイ>認識の方法へ――セカイ系あるいはリアルと(しての)倫理」(『波状言論』22号、2005年)*デビュー論文波状言論>波状言論
・「死児とメディア化――赤坂真理」(『群像』10月号、講談社、2005年)

群像 2005年 10月号

群像 2005年 10月号

・「芥川的不安と『スマート』な言葉――ニート/批評家/宣言」(『ユリイカ』2月号、青土社、2006年)

ユリイカ2006年2月号 特集=ニート 新しい文学はここから始まる

ユリイカ2006年2月号 特集=ニート 新しい文学はここから始まる

・「経験と実在」(笠井潔オイディプス症候群』巻末解説、光文社、2006年)
オイディプス症候群 (カッパ・ノベルス)

オイディプス症候群 (カッパ・ノベルス)

オイディプス症候群〈上〉 (光文社文庫)

オイディプス症候群〈上〉 (光文社文庫)

オイディプス症候群〈下〉 (光文社文庫)

オイディプス症候群〈下〉 (光文社文庫)

・「REVIEW ART」(『群像』11月号〜新年号、講談社、2006〜2007年)
群像 2006年 11月号 [雑誌]

群像 2006年 11月号 [雑誌]

群像 2006年 12月号 [雑誌]

群像 2006年 12月号 [雑誌]

群像 2007年 01月号 [雑誌]

群像 2007年 01月号 [雑誌]

・「青春の変容と現代の『死霊』」(『群像』5月号、講談社、2007年)
群像 2007年 05月号 [雑誌]

群像 2007年 05月号 [雑誌]

・「謎のむこう、キャラの場所」第4、8、11回(『ジャーロ』no.27、31、34、光文社、2007〜2009年)
EQ Extra GIALLO (イーキューエクストラジャーロ) 2009年 01月号 [雑誌]

EQ Extra GIALLO (イーキューエクストラジャーロ) 2009年 01月号 [雑誌]

・「自生する知と自壊する謎――森博嗣」(『メフィスト』9月号、講談社、2007年、のち『本格ミステリ08』、講談社、2008年に採録
メフィスト 2007年 09月号 [雑誌]

メフィスト 2007年 09月号 [雑誌]

・「虚無から天啓へ」(笠井潔『天啓の器』巻末解説、創元推理文庫、2007年)
天啓の器 (創元推理文庫)

天啓の器 (創元推理文庫)

・「ファンタジープラグマティズム・見立て 辻村深月」ほか2篇(『探偵小説のクリティカル・ターン』、南雲堂、2008年)
探偵小説のクリティカル・ターン

探偵小説のクリティカル・ターン

・「現代ハリウッドは規約で遊ぶ。――スピルバーグの<言語>論」(『ユリイカ』7月号、青土社、2008年)
ユリイカ2008年7月号 特集=スピルバーグ 映画の冒険はつづく

ユリイカ2008年7月号 特集=スピルバーグ 映画の冒険はつづく

・「メフィスト系の考古学――高里椎奈」(『メフィスト』9月号、講談社、2008年)
メフィスト 2008年 09月号 [雑誌]

メフィスト 2008年 09月号 [雑誌]

・「地図のように仮面のように 『路地』のエコロジー/エソロジー」(『ユリイカ』10月号、青土社、2008年)・「アダルトヴィデオ的想像力をめぐる覚書――ゼロ年代映画史講義・体験版」(『筑波批評2008秋 ゼロアカ道場破り号』、筑波批評社、2008年)筑波批評社
・「ライトノベルミステリの現在」「2008年旬な作家たち(高田崇史」(『本格ミステリー・ワールド2009』、南雲堂、2008年)
本格ミステリー・ワールド 2009

本格ミステリー・ワールド 2009

・「初期映画における近代スポーツ文化と生政治――相撲活動写真試論」(『芸術・メディア・コミュニケーション』6号、日本大学大学院芸術学研究科、2009年)
・「写真と指標的ハビトゥス――志賀理江子の余白に」(『kader0d』3号、2009年)http://kader0d.petit.cc/
・「セカイへの信頼を取り戻すこと ゼロ年代映画史試論」(『社会は存在しない セカイ系文化論』、南雲堂、2009年)
社会は存在しない

社会は存在しない

・「現代ミステリは『希望』を語る――辻村深月」(『メフィスト』9月号、講談社、2009年)
メフィスト 2009 VOL.2 (講談社ノベルス)

メフィスト 2009 VOL.2 (講談社ノベルス)

・「密室の映画――『ハリウッドから来た男』論」、「タランティーノの/による映画史」(藤田直哉との共同執筆)(『ユリイカ』12月号、青土社、2009年)・「1920年代の映画教育と児童観客」(『芸術・メディア・コミュニケーション』7号、日本大学大学院芸術学研究科、2010年)

■論文(Online)
・「複雑さをめぐって――西尾維新ネコソギラジカル』論」(限界小説書評)*リンク切れ
・「伝承と数理をめぐって――支倉凍砂狼と香辛料』論」(限界小説書評)*リンク切れ
・「人間と動物をめぐって――<ギィ・ブルダン展GUY BOURDIN PHOTO EXHIBITION>論」(限界小説書評)*リンク切れ
・「自堕落さをめぐって――元長柾木『ヤクザガール・ミサイルハート』論」(限界小説書評)*リンク切れ
・「『語り』の時間が呼び覚ますもの――石井裕也『ばけもの模様』論」flowerwild.net - 「語り」の時間が呼び覚ますもの──石井裕也『ばけもの模様』
・「階段・映画・身体――D・フィンチャー『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』論」http://www.flowerwild.net/2009/02/2009-02-24_232833.php
・「空気人形と変貌する身体/映画――是枝裕和『空気人形』論」http://www.flowerwild.net/2009/10/2009-10-23_231359.php
・「ウェブの見る夢=映画――ジェームズ・キャメロンアバター』論」http://www.flowerwild.net/2010/03/2010-03-02_231431.php

■書評・コラムなど
・「「子ども」はわかってくれない 三崎亜紀『バスジャック』書評」(『群像』新年号、講談社、2006年)

群像 2006年 01月号

群像 2006年 01月号

・「「記録」としての純愛 平山瑞穂『忘れないと誓ったぼくがいた』書評」(『Quick Japan』65号、太田出版、2006年)・「知の条件、条件の知」(『ユリイカ』6月号、青土社、2008年)
ユリイカ2008年6月号 特集=マンガ批評の新展開

ユリイカ2008年6月号 特集=マンガ批評の新展開

・「クリント・イーストウッド監督作品ガイド」(小林宏彰・月永理絵・三浦哲哉との共同執筆)(『ユリイカ』5月号、青土社、2009年)・「日本映画の未来ここにあり 藤木TDC『アダルトビデオ革命史』書評」(『Quick Japan』86号、太田出版、2009年)

■対談・研究発表など
・研究発表「大正末期の社会教育映画における物語とイメージ分析 民衆娯楽論との関連から」(日本映像学会第35回大会、名古屋大学、2009年)
佐々木敦蔓葉信博とのトークショー「『社会は存在しない』刊行記念トークイベント セカイ系のクリティカル・ターン――2010年代のニッポンの批評に向けて」(CINRA.NET、青山ブックセンター、2009年)佐々木敦×限界小説研究会トークショー - インタビュー : CINRA.NET
笠井潔小森健太朗・長谷川壌とのシンポジウム「セカイ系想像力の可能性と行方」[司会進行](近畿大学文芸学部、2009年)
笠井潔小森健太朗との鼎談「ロスジェネ世代の『リアル』とミステリーへの違和、新しい共同体への眼差し」(『本格ミステリー・ワールド2010』、南雲堂、2009年)

本格ミステリー・ワールド2010

本格ミステリー・ワールド2010

……などなど。
最初はこんなところで。
おいおいいろいろと書いていこうと思っています。長い目でつきあってください。
よろしくお願いします。