最近の仕事


渡邉大輔です。
もう出てしまったものも含めて、最近の仕事の告知です。
まず、直近のもので、今週28日発売の『ユリイカ』のマーベル映画特集で原稿を書いています。
・論考「ディジタル・ヒーローの倫理的身体――マーベル映画とディジタル表現のゆくえ」(『ユリイカ』5月号、青土社

目次はこちら。

■人生に関する断章*29
  京極夏彦遠野物語remix』について / 中村稔

■詩
  白不在音 / カニエ・ナハ

■耳目抄*320
  花の時に / 竹西寛子

■特別掲載
  「らしい」建築批判 3 / 飯島洋一

  みてきたものを超えていく 日仏マンガ作戦会議 / バスティアン・ヴィヴェス今日マチ子




マーベル映画  『X-MEN』『スパイダーマン』『アイアンマン』から『アベンジャーズ』、そして『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』へ

【ヒーローの条件】
「マーベル映画」から「映画」へ 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の革新 / 中島かずき+杉山すぴ豊
キャプテン・アメリカ、あるいはグローバル資本主義と自己言及化するスーパーヒーロー・ジャンル / 吉本光宏
ディジタル・ヒーローの倫理的身体 マーベル映画とディジタル表現のゆくえ / 渡邉大輔
スパイダーマンバイセクシャルになりえるか / 光岡三ツ子


【コミックスが映画を変える!】
マーベル映画の黎明期 コミックから映画への翻訳 / 小野耕世石川裕人
スーパーヒーローたちの映画圏 / 小野耕世
映画の素材としてのコミックブック マーベルコミックスを主軸に / 石川裕人
マーベル映画はなぜ「マーベル」映画なのか? / 小田切
X‐メン 増殖と拡大を続ける新人類たち / 堺 三保


【アーマーデザインの革命】
パンツとマントとツノはヒーローの象徴だ! リアリティとアイコン性をめぐって / コヤマシゲト 柳 亨英
虚構にリアリティを持たせた「アイアンマン」のデザイン論 / 石井 誠
アベンジャーズへの道 史上最大のスーパーヒーロー映画シリーズ / 柳 亨英


【エッセイ】
ジョス・ウィードン 変奏と変化 / 佐藤哲也
映画『アベンジャーズ』と帰納的世界観 / 海法紀光
マーベル映画『ハルク』について / リタ・ジェイ


【マーベルの試行錯誤】
ブラック・スーパーヒーローの旗頭 吸血鬼ブームと映画『ブレイド』 / 風間賢二
ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀』とマーベル実写化暗黒時代 / 中沢俊介


【映画という新しい神話】
北欧神話の雷神ソールと『マイティ・ソー』 / 伊藤 盡
二一世紀マーベル・ユニヴァースにおけるロキの変貌 古典的スーパーヴィランから「セックス・シンボル」へ / 鷲谷 花


マーベル・シネマティック・ユニバースの未来】
マーベル映画最新情報 / 杉山すぴ豊


【作品ガイド】
マーベル映画の時代 膨張し続けるユニバース / 光岡三ツ子



■今月の作品
  武田祐子・堺俊明・野本篤美  選=日和聡子


■われ発見せり
  Funori? / 福岡安都子

・エッセイ「スタジオジブリの「語りにくさ」」(『すばる』5月号、集英社

すばる 2014年 05月号 [雑誌]

すばる 2014年 05月号 [雑誌]

・論考「初期東映動画における教育映画の位置――主に国際化路線との関わりから」(『演劇研究』第37号、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館)
enpaku 早稲田大学演劇博物館 | 演劇研究 第三十七号
・書評「哲学と科学がいきいきと動き出す――郡司ペギオ幸夫『いきものとなまものの哲学』書評」(『週刊金曜日』第985(3月28日)号、株式会社金曜日)