『週刊読書人』の書評欄で『サブカルチャー戦争』(と拙論)を取り上げていただきました。


昨年12月に刊行した限界小説研究会の新著『サブカルチャー戦争 「セカイ系」から「世界内戦」へ』(南雲堂)が、『週刊読書人』2月25日号の書評欄で取り上げられました。こちら⇒http://www.dokushojin.co.jp/backnumber/backnumber-new.html
書評者は、評論家の町口哲生氏です。
この本、かなりアナーキーな一種、得体のしれない評論集ながら(笑)、これまでにも『日本経済新聞夕刊』や『毎日新聞』など全国紙の書評欄で度々取り上げていただきました。
私事で恐縮なのですが、今回の町口さんによる書評では、後半部分に拙論がかなり言及され、詳しく紹介してくださっています。久々に書いた文芸評論なので、こうして取り上げて下さったことは、とても勇気づけられました。ありがたいです。
それ以外にも、小森健太朗さんの「モナドロギー文学論」(?)がかなり精緻に読みこまれているなど、非常に丁寧な書評だと思います。藤田直哉さんの渾身のハリウッド映画論など、結構読み応えのある評論集なので、ぜひ書評をご覧になったうえで、手に取っていただければうれしいです。よろしくお願いします。