雑報

2月の仕事ともろもろ告知

渡邉大輔です。 月末に今月の仕事をまとめておきます。 今月は『週刊金曜日』の書評3本が主な仕事でした。 ・書評「蘇る「時代の証言」は究極の映画論ーーエリック・ロメール&クロード・シャブロル『ヒッチコック』書評」(『週刊金曜日』第1026(2月6日)…

綿野恵太氏の『映画芸術』「書評」について

綿野恵太氏による『映画芸術』掲載『イメージの進行形』書評への反論 『映画芸術』最新号(444号)に、綿野恵太氏による拙著『イメージの進行形』(人文書院)の「書評」(廣瀬純氏の『絶望論』との抱き合わせ)が掲載されました。ところが、これが以下に述…

『イメージの進行形』主要参照文献一覧

拙著『イメージの進行形』刊行からもうすぐ半年が経ちますが、書籍には入っていない、主要参照文献一覧をざっと作成しましたので、ブログに挙げておきます。 ちょっと見にくいと思いますが、何かの参考までに。 ・アレント、ハンナ『人間の条件』志水速雄訳…

『イメージの進行形』刊行記念選書フェア第2弾開催@東京堂書店神田神保町店3階

渡邉大輔です。 リブロ池袋本店さまに続き、4月に佐々木敦さんとのトークセッションを開催していただいた、東京堂書店神田神保町店さまにて、拙著『イメージの進行形』(人文書院)の刊行記念選書フェアを開催していただいております。 フェアにご協力いただ…

『イメージの進行形』刊行記念選書フェア「の知――2010年代の「映画」を考えるための35冊」開催@リブロ池袋本店1階

渡邉大輔です。 先日の佐々木敦さんとのトークセッション@東京堂書店には、多数の方々のご来場を戴き、満員御礼でした。たいへんありがとうございました! トークセッションに続き、また拙著関連の催しのお知らせです。 本日、4月17日(水)から、リブロ池…

日本大学藝術学部映画学科理論・評論コース現役3年生企画開催@オーディトリウム渋谷

大学関係の近く開催される上映イベントの紹介です。 1週間後の12月15日(土)から21日(金)までの1週間、渋谷のオーディトリウム渋谷にてという、「女性映画」がテーマの映画祭が開催されます。 この映画祭(特集上映)は、今年の2月にも開催された、僕の…

限界研の公式ブログ再スタートしました

渡邉大輔です。 自分の仕事の告知ではないのですが、僕が批評家としてデビューした2005年からずっと参加している、領域横断的な批評サークル(以前のから改称)の公式ブログが、昨日はてなで再スタートしました。 こちら⇒限界研blog ちなみに、旧ブログはア…

よいお年を

渡邉大輔です。 今日は大晦日で、今年も残りあと数時間となりました。激動の2011年も多くの方々に大変お世話になりました。感謝申し上げます。 今年は世間的にも、東日本大震災や福島原発事故問題、台風災害をはじめ、ウサマ・ビン・ラディン、カダフィ大佐…

評論・ミステリ・アカデミズム――市川尚吾氏に答える(2)

渡邉大輔です。 昨夜、ブログにアップした市川尚吾氏に対する反論の続きです。2.渡邉批判について さて、前回、引用しておいた市川氏のわたしに対する批判ですが、個別的な論点ごとにお応えしていきたいと思います。市川氏による渡邉批判は、基本的には前…

評論・ミステリ・アカデミズム――市川尚吾氏に答える(1)

渡邉大輔です。 今年の八月、「探偵小説研究会」によるミステリ同人批評誌『CRITICA』第六号に、ミステリ評論家・市川尚吾氏による「極私的評論論」が掲載されました。⇒「CRITICA」:探偵小説研究会 内容は、要約すれば、「極私的」と題名にある通り、…

『週刊読書人』の書評欄で『サブカルチャー戦争』(と拙論)を取り上げていただきました。

昨年12月に刊行した限界小説研究会の新著『サブカルチャー戦争 「セカイ系」から「世界内戦」へ』(南雲堂)が、『週刊読書人』2月25日号の書評欄で取り上げられました。こちら⇒http://www.dokushojin.co.jp/backnumber/backnumber-new.html 書評者は、評論…