美術展始まりました&シンポジウム「AR(拡張現実)風景論」@トーキョーワンダーサイト本郷出演


渡邉です。
タイトルにもある通り、本日、いよいよ僕も出品アーティストのひとりとして参加する、佐々木友輔氏の公募企画展御茶ノ水トーキョーワンダーサイト本郷でオープンしました。⇒floating view
佐々木くんに企画への参加を乞われてから、実に半年以上の時間が経過したわけですが、途中でアーティスト参加へのお誘いなど、こちらが予想だにしなかった紆余曲折を経て何とか無事に開催にこぎつけてよかったと思います。夕方からのオープニングレセプションにも作家として参加しましたが、非常に多くの方々にご来場いただき、僕も参加者のひとりとしてうれしく感じました。
僕の「出品作」(とても他の作家の方の作品と同列には並べられないので括弧をつけますが)も予想以上の反響を戴き、いろいろ質問もしていただいて、うれしかったです。ご来場いただいたみなさん、本当にありがとうございます。
以下が僕の「出品作」です。よければご覧ください。

・テキストインスタレーション"imageneological tree"――映像圏がつくるイメージの系譜」(トーキョーワンダーサイト本郷)

展覧会カタログの論文(美術評論)もこの一週間死ぬ気で頑張ってなんとか脱稿したし、今回の展覧会が僕の仕事の新しい契機になればいいのですが。いや、そうなると信じています。

また、すっかり告知を忘れていましたが、一週間後(土曜日)に、その展覧会関連企画でシンポジウムに出席します。

シンポジウム1・AR(拡張現実)風景論
日時:
2011年3月5日(土)15:00-18:00

トークゲスト:
丸田ハジメ(研究者・評論家)、若林幹夫(社会学者)、渡邉大輔(映画研究者・批評家)、清野仁美(アーティスト)、佐々木友輔(本展企画者)

概要:
郊外化と情報化によってうまれる/変わる風景とはどのようなものでしょうか。郊外論と情報論の交差する点としてのAR(拡張現実)、そしてそこから生まれるアートの可能性について考えます。

丸田ハジメさんとは去年の暮れに一度お会いし、若林幹夫さんは、同じく去年の暮れに松戸で開かれた郊外のシンポジウムに出られたのを見に行きました。よろしくお願いします。