「女優」についての散文(エセー)@ビジスタニュース


最近、facebookを始めた渡邉です。ただ、まだほぼ放置状態です。今年明けてからいろいろストレスが溜まることが多くて、なかなか楽しく知人とコミュニケーションという気にもなれません。
とはいえ、先日、高田馬場で現役早大生の方々とお話する機会がありましたが、とても刺激になりました。
さて、新原稿の告知です。
ソフトバンククリエイティヴビジスタニュースに、「女優」をテーマとした文章を寄稿させていただきました。
・エッセイ「女優をめぐる游歩――「批評」と「情報」のmargeに」(ビジスタニュース、ソフトバンククリエイティブ)⇒こちらhttp://bisista.blogto.jp/

お読みになっていただければ分かるとおり、デビュー以来、これまで僕が書いてきた批評文とは、ちょっと違う文体や視角を取り入れて書いた、評論ともエッセイとも創作とも(じつは、一部に虚構も含まれています)つかない、まさに「散文」としかいいようのないテクストを目指して書いてみました。ネットということもあり、いろいろな制約があるなかで、じぶんのイメージを完全に反映させられたというわけではないのですが、いままでの僕の批評文とはまた違った感じで楽しんで読んでいただければとてもうれしいです。
副題の「批評」と「情報」という言葉は、いうまでもなく最近文壇で話題の某若手思想家のベストセラーエッセイ本を想起させると思いますが、とうぜんその文脈も汲んでいます。
僕にせよ、今年からはまた違った文脈やスタイルで新しい仕事をしてきたいと思っていて、今回の原稿はその最初の足慣らしといったところのものになりました。僕も来年は30歳ですし、これから10年くらいの計画で、いろいろ仕事のタイプや範囲を広げていこうと考えています。
とにもかくにも、昨年末から根気強く、また非常に丁寧に、編集作業や諸々の連絡をしてくださったソフトバンククリエイティブの上林さんには本当に感謝しています。
図らずも、今日はバレンタインデーですが、諸兄は、チョコを食べながらおのおのの「女優」に思いを馳せていただければ幸いです(?)。

写真と映像は、エセーで触れた、麻生久美子嬢と、映画『ひまわり』。かわいい。。。