トークイベント「音楽から考えるソーシャル×カルチャー!」@丸善&ジュンク堂書店渋谷店


渡邉大輔です。
来る4月26日(金)18時半より、丸善ジュンク堂書店渋谷店さまにて、音楽・文芸評論家の円堂都司昭さんの新著『ソーシャル化する音楽』(青土社)の刊行記念トークセッションに、円堂さん、音楽ライターの柴那典さんといっしょに出演させて戴きます。
詳細はこちら。

ソーシャル化する音楽 「聴取」から「遊び」へ

ソーシャル化する音楽 「聴取」から「遊び」へ

円堂都司昭『ソーシャル化する音楽』刊行記念トークイベント

音楽から考えるソーシャル×カルチャー!

■開催日時:2013年4月26日(金) 18:30開演(18:00開場)(20:30終演予定)
■場所:7階喫茶コーナーにて。入場料1,000円(1ドリンクつき)
■定員:40名
■受付:ご予約が必要です。7Fカウンター、もしくは電話でのご予約も承ります。

音楽・小説・社会など幅広い批評活動をつづける円堂都司昭氏の新著刊行を記念してトークイベントを開催します。ゼロ年代以降、もっとも大きく転換したジャンルであるにもかかわらず、なかなかその全貌が論じられてこなかった音楽の「いま」を、この半世紀近くのポピュラー・ミュージック史を振り返りつつ大きな視野で論じます。それに加えて、音楽シーンのリアルを最前線でレポートしてきた気鋭のライター・柴那典氏が最新の動向を独自の視点で紹介し、さらには、注目の批評家・渡邉大輔氏が映像における同時代的現象を音楽との交差で語ります。音楽コンテンツの、そしてさらにはそうした境界を越えた次世代カルチャー批評の未来がみえてくる必聴の鼎談です!


円堂都司昭(えんどう・としあき
1963年生まれ。文芸・音楽評論家。1999年、「シングル・ルームとテーマパーク」で第6回創元推理評論賞を受賞。2009年、『「謎」の解像度』(光文社)で第62回日本推理作家協会賞と第9回本格ミステリ大賞を受賞。ほかの著書に『YMOコンプレックス』(平凡社)、『ゼロ年代の論点』(ソフトバンク新書)、『エンタメ小説進化論』(講談社)、『ディズニーの隣の風景』(原書房)、共著に『バンド臨終図巻』(河出書房新社)、『「統治」を創造する』(春秋社)など多数。
◆柴 那典(しば・とものり)
1976年生まれ。音楽ライター、編集者。出版社ロッキング・オンで『ROCKIN’ON JAPAN』『BUZZ』『rockin’on』の編集に携わり、その後独立。雑誌、WEB、モバイルなど各方面にて編集とライティングを担当し、音楽やサブカルチャー分野を中心に幅広くインタビュー・記事執筆を手掛ける。主な執筆媒体は『ナタリー』、『CINRA.NET』、『MUSICA』、『MARQUEE』、『NEXUS』、『CDジャーナル』、『サイゾー』など。
◆渡邉大輔(わたなべ・だいすけ)
1982年生まれ。映画史研究者・批評家。現在、日本大学芸術学部跡見学園女子大学文学部などで非常勤講師。映画から文学、ミステリ、思想、情報社会論まで幅広く論じる。著作に『イメージの進行形』(人文書院)、共著に『本格ミステリ08』(講談社)『ゼロ年代+の映画』(河出書房新社)『ソーシャル・ドキュメンタリー』(フィルムアート社)など多数。

お問い合わせ先:MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店 電話:03-5456-2111

http://www.junkudo.co.jp/tenpo/shop-MJshibuya.html#20130426_talk

ご一緒する柴さんとは僕は初対面なのですが、円堂さんとは、円堂さんのもうひとつの主要フィールドである文芸(本格ミステリ)の分野で4、5年前からおつきあいがあります。そもそも僕の森博嗣論が08年の『本格ミステリ08』(講談社)に採録され、本格ミステリ作家クラブに入会する際にお世話になったのが、円堂さんでした。

また、円堂さんの日本推理作家協会賞本格ミステリ大賞受賞作『「謎」の解像度』(光文社)でも、僕の仕事に言及してくださっています。
「謎」の解像度

「謎」の解像度

僕は音楽に関しては、あまり詳しくないのですが、今度の円堂さんの著作は、僕の『イメージの進行形』とも非常に問題意識が重なっています。「ソーシャル化する現代」という視点から、ジャンルオーバー的なトークを切り込んでいければいいかなと思ってます。
僕自身も、円堂さんと柴さんのトークを楽しみにしています。

ぜひご来場ください!