2月4日(月)第2回@渋谷ヒカリエ「8/」COURT


渡邉大輔です。
すでにTwitterでは告知しましたが、昨年11月から始まった渋谷ヒカリエ8階での映画上映イベントの第2回が、2月4日に開催されます。また僕は司会として出演します。
ゲストはなんと、富田克也監督と三宅唱監督!!
以下、概要。

『CINEASTE 3.0』は、現在東京・大阪を中心に盛り上がりを見せている若手映画作家たちをフィーチャーし、渋谷ヒカリエ「8/」の特設スクリーンおよびUSTREAM、VIMEOなどのオンライン映像メディアを使用して行う多角的でソーシャルな定期上映イベントです。

近年、国内外の映画業界を揺るがしている映画フォーマットのデジタル化は、映画史におけるトーキー、カラーに次ぐ第三の革命と言われ、フィルムの生産終了やコダック社の破産法申請などと共に連日各メディアでも大きく取り上げられています。

この新たな変革の時代にあって、撮影機材の急速な進歩やインターネットメディア/SNSなどの台頭に順応しながら新しいスタイルの制作、発信を模索している若手監督たちに焦点を当て、その活動と作品を通して現代の映画作家(=シネアスト3.0)の姿に迫ります。

また、一時代を築いた渋谷の映画文化の礎である「渋谷パンテオン」跡地である「渋谷ヒカリエ」にて開催することで、渋谷エリアのみならず、これからの日本の映画文化の新しいアプローチと活性化の象徴となるようなイベントを目指すと共に、企業や他分野のアーティストと若手映像作家との出会いの場として、魅力的なビジネスが生まれるプラットフォームとして機能して行くことを目的としています。

[第2回] 2013年2月4日(月) 19:00 @渋谷ヒカリエ「8/」COURT

January 21, 2013 8:03 PM
第1部 - 映画上映
『チェンライの娘』(監督:富田克也)
やくたたず』(監督:三宅唱)

※『チェンライの娘』は2月9日(土)より公開のオムニバス映画『同じ星の下、それぞれの夜』の中の一篇。今回が先行プレミア上映となります。

第2部 - トークイベント (USTREAM配信あり)
MC:渡邉大輔 Guest:富田克也三宅唱

入場料金:無料 (ドリンク付き)
(※入場は18:00から、座席はご予約の方優先でのご案内となります。)

会場:渋谷ヒカリエ「8/」COURT
ご予約はこちら:http://www.kineattic.com/cineaste30

企画・運営:DREAM KID + KINEATTIC
USTREAM配信:VCL (Visual Creators Laboratory)
機材・技術協力:株式会社フジヤエービック プロショップ
場内音楽:DOOM
協力:Creative Lounge MOV
(※USTREAM中継は高画質配信のため、インターネット回線やPCの環境により視聴しにくい場合があります。)

富田克也 / tomita katsuya
1972年山梨県甲府市生まれ。高校卒業後上京。配送業に従事し給料を制作費につぎ込みながら、制作期間5年を費やし、処女作『雲の上』(8mm/140min)を2003年に発表。この作品が「映画美学校映画祭2004」にて最優秀スカラシップを受賞。この賞金を原資に『国道20号線』(16mm/77min) を制作し2007年に発表、全国公開された。その頃より、それまで行動を共にしてきた仲間たちと共に、大手制作会社による映画ビジネスとは一線を画して、制作・配給・宣伝まで全てを自ら行う、映像制作集団「空族」を立ち上げる。新作『サウダーヂ』も同じ体制で制作されたが、自主制作にして異例のロカルノ国際映画祭メインコンペティション正式出品を皮切りに、ナント三大陸映画祭ではグランプリ「金の気球賞」を獲得、国内では毎日映画コンクール「優秀作品賞」「監督賞」をダブル受賞。2012年にフランスでの全国公開も果たした。

三宅 唱 / miyake sho
1984年札幌生まれ。2007年映画美学校フィクションコース初等科修了。2009年一橋大学社会学部卒業。2009年短編『スパイの舌』(08)が第5回シネアスト・オーガニゼーション・大阪 (CO2)エキシビション・オープンコンペ部門にて最優秀賞を受賞。2010年初の長編作として『やくたたず』を製作・監督(第6回CO2助成作品)。最新作『Playback』(2012)が第65回ロカルノ国際映画祭インターナショナル・コンペティション部門に正式出品され、オーディトリウム渋谷にてロードショーされた。

ご存じのように、富田監督も三宅監督も、フィルムで映画を撮ることにこだわってらっしゃいます。その点で、今回はデジタル世代にとって、フィルムで撮ることの可能性などもお聞きできればいいなと思っています。
いま最も注目される両監督を迎えて、いろいろお話を伺えたらと思っています。よろしくお願いいたします!