三浦哲哉さんとの『サスペンス映画史』をめぐる対談掲載@『図書新聞』


渡邉大輔です。
昨日(15日)発売の『図書新聞』(9月22日号)の1・2面に、映画批評家・三浦哲哉さんとの、三浦さんの初単著『サスペンス映画史』(みすず書房)をめぐる対談を掲載していただいております。対談といっても、ぼくがほぼインタビュアーみたいな感じですが。
・対談「未知なる映画史が始まる 三浦哲哉著『サスペンス映画史』をめぐって」(『図書新聞』第3079号、図書新聞

サスペンス映画史

サスペンス映画史

三浦さんの『サスペンス映画史』は、ここ数年の映画の書物のなかでももっとも刺激的な本のひとつだと思ってます。今回の対談では、この本の話のほかにも、蓮實さんの『群像』評でも話題のクリストファー・ノーラン評から始まり(「ノーラン化」という言葉まで生まれている)、ドゥルーズの『シネマ』から「ポスト蓮實」の問題、映画研究の問題、映画史の問題から、トニー・スコット、震災まで、いろんな話題を語らせていただいています。
よく読み込むと、二人の微妙(だが、決定的な)立ち位置の違いなどもわかり(笑)、自分でもなかなか面白い対談になったのではないかと思うので、ぜひご高覧いただければと思います。
とまれ、今回はありがとうございました!>三浦さん