クリストファー・ノーラン主要作品解題@『ユリイカ』
ユリイカ2012年8月号 特集=クリストファー・ノーラン 『メメント』から『インセプション』、そして『ダークナイト ライジング』へ
渡邉大輔です。ここ最近の猛暑日続きですっかりバテております…。
3日連続で仕事の告知です。
『ユリイカ』8月号のクリストファー・ノーラン特集で、主要作品ガイドを担当しております。
・「クリストファー・ノーラン主要作品解題」(『ユリイカ』8月号、青土社)
しかし、まさか『ダークナイト ライジング』の試写を観たわずか3日後にあのような事件が起こるとは…。おそらく、あの事件を執筆前に知っていたら、原稿の内容も違っていたことでしょう。
とにかく、『ライジング』は(近年のノーランにつきまとういろいろの疑問はあれど)、今年屈指の衝撃作となったことは間違いないと思います。
また、原稿でも書いたのですけども、ノーランって、ほんとに扱うイメージが特徴的で、これだけマスにアピールするバジェットの大きい大作を手掛けながら、いわゆる「作家性」を全面に押し出す器用な作家で、間違いなく21世紀のハリウッドを担う重要な監督になる(なった)ことは確かですね。機会があれば、ちゃんとしたノーラン論を書いてみたいと思いました。
次号予告にもありましたが、9月号の岩井俊二特集にも登板する予定です。