日本大学藝術学部映画学科特別講座・入江悠監督上映会+特別講義@日本大学藝術学部江古田校舎


お疲れ様です、としかもはやあいさつでいいようがないほどの状態の渡邉です。
今週から来週木曜くらいまで、いや、年末までマジでヤバい。普通に洒落にならん。今年で一番くらいの忙しさがここに来てやって来て、死んでおります。みんなそうなのかしら?

そんな中、緊急告知であります。
僕も先日、映画祭TAMA CINEMA FORUMで司会役としてご一緒させていただいた映画監督の入江悠さんが来る21日(水)の午後、ご出身大学である(そして、僕の勤務先であり、また出身大学でもある)日本大学藝術学部江古田校舎にいらっしゃり、特別講義と、第50回日本映画監督協会新人賞などを受賞された代表作『SRサイタマノラッパー』の上映会を開催します!
イベント詳細は、こちら。

緊急告知

映画学科特別講座
「『SR』はこうして生まれた」+『SRサイタマノラッパー』上映会

講師:入江悠(映画監督)
岩崎太整(音楽)・水澤紳吾(俳優)
配島徹也(俳優)・上鈴木伯周(ラッパー)
駒木根隆介(俳優)<予定>・山本タカアキ(録音)<予定>

12月21日(水)@江古田校舎 東棟地下EB-2
17時00分〜 第一部 本編上映(80分)
18時30分〜 第一部 特別講義(30分)

※ 日芸生の方なら、どなたでもご参加いただけます。
※ 当日、宣伝ボランティアスタッフの募集を行います
(映像編集、宣伝用フリーペーパー作成、宣伝活動一般)
※ 第二部のみの参加も可能です。奮ってご参加ください。

そして、多摩でもご挨拶させていただき、今回この講座の企画を立ち上げられた(そして、日芸OGでもある)角川映画宣伝部の坂野さまの企画趣旨。

今回のこの上映企画は、‘今の日芸生にとって、入江監督はどういう存在?’という素朴な疑問が、発想の原点でした。あるひとは「近年の映画学科のスター」だというが、本人は「日芸は出入り禁止」だと感じているという。実際、何があったかということを聞くと、確かに入江監督が悪い部分もあるのだが、そこまでして創作に打ち込む情熱を持てるということは、やはり強い才能の持ち主なのだ、と確信しました。

この文章を書いている私も、実は日芸の卒業生です。大学卒業後は、異業種に就職しましたが、映像業界で働くことを諦められず、2度の転職を経て、現在の仕事をしています。夢は諦めた日に、叶わないものになる。遠回りはしたけど、諦めなかったから、やりたい仕事を引き寄せたと感じています。

『SRサイタマノラッパー』を初めて見たとき、不器用な主人公たちの姿に共感し、この映画を作ったひとと、一緒に仕事をしてみたいと思いました。日芸の友人のツテを辿って、監督に会うことができました。そのときに、『SR3』を作るという話を聞き、微力ながらも手伝いたいと思いました。自分の働く大きな会社に、その熱意が伝わるかどうか判らなかったけれど、身近な人間を一人ずつ説得していき、製作に関わることができました。

でも、出来上がった作品をお客さんの手元に届けるには、まだまだ力が足りない。
皆さんの知恵と力をお借りしたいと考えています。
そのお礼の前払いに、この作品がどうやって生まれたか、監督・キャスト・スタッフの生の声をお届けしたいと思います。

何かやりたいけど、どうしたらいいかわからない。
そんな気持ちを持っているかたは、是非参加してください。
具体的な希望を持っているひとは、どうぞ売り込みにきてください。
就職の相談でも、私たちに答えられることなら、受け止めて、返します。
そして、共感してくれたなら、この作品を世に送り出す活動を、一緒に行えたらと思います。

バイトなど忙しい時期とは思いますが、一生を変えるかも知れない機会をお見逃しなく!

坂野さんのほうからお声をかけていただき、当日は、僕が多摩に引き続き、司会役をさせていただくことになりそうです。
企画趣旨にもある通り、今回の上映会+講義は、これから映画界を目指したいと思っている在校生にとって、いろいろ具体的なきっかけやアドバイスをもらえるよいチャンスだと思います。
坂野さんも、打ち上げでお話しましたが、日芸の後輩のために非常に親身になって相談に乗ってくださるような方です。映画宣伝の仕事に興味のあるひとは、ぜひ声をかけてみてください。
ぜひ当日、時間が空いている日芸生は、EB−2(あの東棟地下のスクリーンがある階段状の教室。むかしは奥村先生の記録映画史とかやってたけど、いまはどうなのかしら?)に駆けつけてください!