小さな原稿2つ『WB』『ゲンロンサマリーズ』


渡邉大輔です。
今週リリースされた、2本の小さな原稿の告知。
1つは、拙著『イメージの進行形』からお世話になっている『早稲田文学』のフリーペーパー『WB』最新号に、小さなエッセイを書きました。
・エッセイ「映画の未来とアイドル的身体」(『WB』vol.27、早稲田文学会)⇒早稲田文学編集室 - WB/早稲田文学
目次はこちらですね。

【大爆発記念インタビュー+グラビア】
abさんご」の季節

黒田夏子(聞き手・市川真人 撮影・松蔭浩之

綴じ込みふろく:
東京国際文芸フェスティバル
スペシャル・ブックレット
【小説】
若き絵描きたち
ニコール・クラウス(訳・樋口武志)

【小説】
空港は検査場

ピコ・アイヤー(訳・樋口武志・青山南

【小説】
われわれより長く生きるもの
ジェフ・ダイヤー(訳・桑垣孝平・青山南

旧作異聞 ご当地文学篇(28)
三島由紀夫潮騒
斎藤美奈子

<給食> げきからぶんがくにゅうもん 第09回
歓喜の仔』の誠くんと正二くんと香ちゃん
望月旬々

<国語>【マンガ】 草子ブックガイド 早稲田文学編(7)
エーリヒ・ケストナー飛ぶ教室
玉川重機

<生物> 我思う、ゆえに生命あり 第3回
人類は衰退しますか?
八代嘉美

<冒険> Final Dragon Library World9
ぼくは勇者に向いてない『風の歌を聴け』編
米光一成+ナカシマカズユキ

<算数> 数学への長い道 第6回
存在の行方

円城塔


<HR> 日直から。(6)
写真はイメージです

松田青子

<HR> 日直から。(6)
映画の未来とアイドル的身体

渡邉大輔
【Photo】
p01作品
迫川尚子

【Illustration】
p24作品
今日マチ子

コンテンツにも入っていますが、『早稲田文学』からは最近、掲載作品が続けざまに3冊本になりました。そのうちの一つは芥川賞受賞作品ですね。どれもよろしくお願いいたします。

abさんご

abさんご

スタッキング可能

スタッキング可能

イメージの進行形: ソーシャル時代の映画と映像文化

イメージの進行形: ソーシャル時代の映画と映像文化

ついでに友人のSF評論家・藤田直哉の単著も好評です。こちらもよろしく。

虚構内存在――筒井康隆と〈新しい《生》の次元〉

虚構内存在――筒井康隆と〈新しい《生》の次元〉

もう1つは、先ごろ、拙著『イメージの進行形』も紹介していただいた、思想家・小説家の東浩紀さん監修のメールマガジン「ゲンロンサマリーズ」に、デリダ派の哲学者セルジュ・マルジェルのルソー論『欺瞞について』の要約・レビューを書かせていただきました。
・「セルジュ・マルジェル『欺瞞について』」(「ゲンロンサマリーズ」vol.74、ゲンロン)⇒株式会社ゲンロン
レビュー本はこちら。

欺瞞について―ジャン=ジャック・ルソー、文学の嘘と政治の虚構 (叢書言語の政治)

欺瞞について―ジャン=ジャック・ルソー、文学の嘘と政治の虚構 (叢書言語の政治)

マルジェルの本自体はとても面白かったのですが、専門外の思想書の要約とレビューというのは想像以上にたいへんで骨が折れました…。
そんなわけで、よろしければお読みください。

そういえば、この前、『図書新聞』にも大島渚の追悼エッセイを書きました。いまさらだけど。。